欧州のファインペーパー製造会社であるArctic Paperは、ポーランドのKostrzynミルにおいて、ウッドフリー非コート紙の生産量を10%まで増加すると発表。ポーランドにあるKostrzynミルは、すでに国内最大規模のオフセット用紙生産所で、2019年前半にアップグレードされる予定。その後は、年間315,000トンの紙を生産できるよ...

Georgia-Pacific社は、米ワシントン州にあるCamasミルの従業員約300人を解雇すると発表。ミルにあるコピー用紙の製紙機一台を停止し、オフィス用紙の生産量を減らしていくとの事。Georgia-Pacific社は「Spectrum」シリーズ等のコピー用紙を生産しているが、今後も他のミルで生産を続けていく。最新情報が入り次第、ご...

世界最大級の製紙会社であるInternational Paperは、メジャーな世界的パッケージ品会社のGraphic Packaging International (GPI)に属する、コンシューマーパッケージ部門と合併すると発表。新しい合併会社はIPとGPIに共同所有権があり、シェア所有率はIPが20.5%、 GPIは79.5%。60億...

『Utopia』等を製造しているアメリカのコート紙メーカーAppleton Coated社は、倒産寸前で500人以上の従業員を解雇しなければならない状況に陥ったと発表。毎月200ドルを損失しており、従業員へ給料が払えず、債務返済能力が無くなってしまった。ミルは新規注文を受け付けておらず、既存注文に関してはミルの新オーナーが45日程運営を続...

世界最大規模の製紙会社International Paperは、非コート紙の生産機1基をパッキングボード紙へ切り替えると発表。アラバマ州セルマにある生産機No.15は、今後450,000トンのパッケージボード紙を生産し、切り替え期間は2019年中旬に完了する予定。今回の切り替えは、International Paperのパッキング用紙プロ...

アメリカのメジャーなコート紙製造会社であるAppleton Coated社は、ウイスコンシン州にて管財申請を行ったと発表。財務管理下に置かれる事で倒産を免れ、引き続き経営を行う事ができ、その間に会社のバイヤーや投資会社を探す予定。Appleton Coated社の見解としては、アメリカ国内におけるコート紙のセールス減少と、パルプ原料コスト...

コート紙製造の最大手であるVersoは、米国メイン州・AndroscogginミルにあるPM3製紙機1基を完全停止すると発表。2017年初旬よりすでに停止をしていたものの、今後は再開しないと決定。Versoの生産キャパ(180,000トン)は縮小し、120人の従業員に影響が出る見込み。 米国内ではコート紙の需要が引き続き減少しており、今回...

トラブル続きのインド製紙ミルBilt社は、投資会社が見つからず、自社の資産も売却できなかった為、銀行に引き取られる事に。ローンの支払いが出来ず財政状況も改善しなかったので、今後は銀行が事業を再編成し、借金を減らしていく予定。中国に拠点を置くNine Dragons Paper Groupが、Bilt社のマレーシアミル買収に興味を示していた...

Century Pulp & Paper社とJK Paper社の間で、買収取り引きの話が進んでいる。1984年にCentury Textiles & Industriesグループの一部として設立されたCentury Pulp & Paper社は、借金を減らす目的で債務整理をし、さらにテキスタイル産業に専念するため、...