アジア
09 5月 2017
オーストラリア政府は、中国、インドネシア、タイからの輸入アジア紙に対し、アンチダンピング税を課すと発表。 さらに、ブラジル紙にも同様の税が課せられる。オーストラリア政府の調査によると、上記4国はオーストラリアへの輸入紙の94%を占めるとの事。 この税制はA4コピー用紙のみに適応され、オーストラリア国産紙を保護する事が目的。 政府は特に、...
31 3月 2017
BILT社の慢性的な財政難と、インド国内に氾濫する輸入紙は、インドの地元製造会社に大打撃を与えている。地元製造会社の利益損失は、前年比5倍以上。その結果BILT社の財政は深刻で、ほとんどの在庫紙を売却しなければならない状況に。 その上、アメリカがアジア紙に輸入税を課した後、アジアの製紙会社はアメリカへ販売する代わりにインドへダンピングする...
11 3月 2017
東南アジア製の安い輸入紙に対抗するため、インドの製造会社は政府にサポートを依頼している。インド国内では相変わらず原料が不足しており、近隣諸国と比べ、木材の価格は2~3倍。自国でほとんど賄えないので、価格が高くても海外輸入に頼るしかない現状。 タイなどは安く原料をサプライできるので、インド市場の価値を低下させている。現在タイを含むASEAN...
20 12月 2016
アメリカは先週、APP製等のインドネシア製コート紙に対するアンチダンピング関税措置を継続すると発表。この対策は、Verso社やAppleton Coated社等の北米大手製造会社もサポートしている。アメリカ国内のコート紙産業保護を目的としており、米政府の見解によると、関税措置を続けないと、国内の製造会社が痛手を受けるとの事。http://...
16 10月 2016
アジア最大の製紙会社の一社であるAPRILは、インドネシア・リアウ州にて新しい機械を導入し、紙の生産を開始したと発表。 APRILはインドネシアにてすでに年間750,000トンの紙を生産しており、今後さらに250,000トンを生産していく予定。最終的には、インド亜大陸にて更に多くの紙を提供したいと望んでいる。APRIL製の「PaperO...
01 7月 2016
Asia Pulp & Paperの子会社であるOKI Pulp & Paper Millsは、インドネシアの南スマトラ州にアジア最大級のミルを建設すると発表。インドネシアは現在、パルプ・紙生産国として世界第8位にランクインしているが、今回のミル建設により、世界トップ3になる事を期待している。OKI Pulp & ...
24 1月 2016
シンガポールに拠点を置き、インドネシアと中国にて事業展開を行っているAPRILは、今後5年以内にインドでの事業を拡大して行くと発表。インド政府は子供達に対する教育のサポートをさらに増やしており、APRILは、今後教育現場や教科書の発行等で印刷量が増えると見込んでいる。以上を踏まえ、インドでの事業拡大を決定したとの事。インドではネット環境が...
08 3月 2015
UPM Chinaは、常熟ミルにて新生産ユニットをオープン予定と発表。.2015年末までに稼働開始。年間 360,000トンの非コートウッドフリーペーパーとラベル商品を生産する。アジア・パシフィックにおけるラベル市場の成長率は約8%で、世界平均より2倍の率。http://www.upm.com/EN/INVESTORS/Reports-a...
05 3月 2015
UPM Kymmeneの最新年間レポートによると、昨年のラベル消費量は世界全体で4%増加。アジア、ラテンアメリカ、東欧諸国での消費量が特に伸びたとの事。そのため、UPMはアジアでの生産量を50%までに増加する事を決定。今後3か月以内をめどに、このプロジェクトを達成する予定。UPM Raflatacラベル商品(北米・欧州)についてのお問い合...
01 12月 2013
マレーシア製のUPM Raflatacラベルが 、PEFC と FSC認定を取得。管理の行き届いた森林が使用されていると保障。 詳細